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海外最新ニュース

海外のニュースメディアから最新情報を紹介します。日本のニュースメディアでは取り上げられない内容も多く含んでいます。

ベネズエラでマドゥロ大統領の退陣を求める大規模デモが発生!逮捕者も多数

BBCより

www.bbc.com

ベネズエラで、マドゥロ大統領の進退を巡るデモが起こっています。

反対側は、マドゥロ大統領がベネズエラの経済危機を引き起こした原因であり、また、退陣の是非を問うための国民投票までの期間をわざと遅らせていると非難しているのです。

 

大統領側は、反対側がクーデターを引き起こそうとしている、と非難しています。

政府側は、当局が"カラカス占拠"と呼ぶデモに、反対側が期待していた1万人の人々が集まらなかったために、デモは失敗だった、と決めつけています。

 

ところが、反対側は、彼らが期待していた1万人を集めたと言っています。

ベネズエラという国の重要度を世界に伝えることができた。そして、この国がどれだけ変わりたいと思っているのかも。

(反対派の政治家Jesus Torrealba氏のコメント)

 

このデモに先駆けて、多くの政治家が監禁、留置されました。

先週、反対派の政治家Daniel Ceballos氏は、一年弱の自宅軟禁のあと、政府反逆を企んだ罪で刑務所に送られています。

政府内務省は、Daniel氏が、暴力的手段による反逆のために自宅を脱出しようとしたと言っているのです。

 

反対派は、国民投票を行うために必要な手続きを進められるようになることを望んでいます。このためには選挙当局の許可が必要です。

 

反対派が国民投票の早期実施を求めているのには、もうひとつ特別な理由があります。

もし国民投票が1月10日までに実施され、マドゥロ大統領が失脚すれば、その後すぐに大統領選挙が行われるのですが、もしその日をすぎてしまうと、現政権の副大統領が2019年まで大統領を務めるという事態になってしまうのです。

 

隣国、コロンビアが内戦の和平協定が正式に認められるかの国民投票を控えている中での、ベネズエラの混乱。

今後の南米の政局に注目です。

(関連記事)

コロンビア内戦の和平協定、国民投票はアメリカ外交にも大きな影響?

アルツハイマーの新薬誕生!?バイオジェン社、治療薬の抗体aducanumabの新たな実験結果を発表

TIMEより

time.com

アルツハイマー病の治療は困難で、単純な話ではないことは周知の事実です。これまでの研究によると、治療には、それぞれの患者に合った様々な治療法の組み合わせを考えると考えられてきました。

しかし、最近Science誌で発表された論文では、今後注目に値するであろう薬が報告されたのです。

 

アルツハイマー病の患者の脳内では、アミロイドというタンパク質が通常よりも多く形成されることがわかっています。

今回論文を掲載したBiogen社が研究している抗体は、そのタンパク質と結びつき、分解する作用があるかもしれないとのことです。

そして、アミロイドの減少によって、アルツハイマー病に由来する記憶の低下が減速した患者が見られたのです。

この抗体はaducanumabと呼ばれる物質で、投与量が多いほど効果があるとのこと。

 

アミロイドが脳内に形成されたときに起こる反応は複雑なものですが、動物実験によると、アミロイド周辺の神経細胞が回復したという実験結果もあり、少なくとも今回の研究が、今後アルツハイマーによる記憶障害が回復するかもしれない可能性を示唆していることになります。

 

今回注目されているaducanumabという抗体ですが、これは、血液内に含まれているアミロイドには反応せず、脳に存在し、アルツハイマー病と関係しているアミロイドに選択的に反応することがわかっているので、多くの研究者が注目しています。

 

もちろん、この新薬に副作用がないわけではありません。多くの量を投与した患者には特に、脳の膨張が見られました。

副作用については、さらなる研究が必要とされています。

 

研究が進めば、この薬が処方薬として医療の現場に登場する可能性があります。副作用や投与する量が課題になってはいますが、脳を検査し、アミロイドのレベルを調べることで、この薬がどのくらいの効果を発揮するのかを患者ごとに調べるということも可能なので、今後安全に投与できる環境になる可能性もあります。

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手術前の子供にiPadを渡すと、鎮静剤を投与するのと同程度の不安解消効果があることが明らかに!

TIMEより

time.com

最近の研究によると、手術に向かう子供にiPadを渡すことが、鎮静剤を打つことと同程度のリラックス効果があることがわかりました。

 

報告によると、その研究では、手術の際の麻酔をかける前に、不安感を消すための鎮静剤を投与することと、iPadを渡すことの子供に対する効果を調べました。

研究対象となった子供は4歳から10歳までの年齢で、鎮静剤の投与かiPadでゲームを遊ぶのかは、ランダムに決められました。iPadを渡されたグループは、麻酔がかけられる前の20分間、ゲームで遊びました。

 

研究者は、手術の当日一日における複数の時間において、子供の不安感レベルを測定しました。これは、病院に着いた時や、両親と別れなければいけない瞬間も含んでいます。

研究では、手術を受ける子供だけではなく、その両親の不安感レベルも測定されましたが、鎮静剤を投与したグループも、iPadを渡されたグループも、子供両親共に、同程度の不安感であったことがわかったのです。

 

この研究自体は、112人の子供を対象とした小さなものでしたが、iPadなどのテクノロジーをこのような形で医療に利用しようという試みは、これが初めてではありません。

ある病院では、バーチャルリアリティを利用してアニメなどを見せることで、患者の注意を逸らし、不安感を和らげようとする試みが行われています。

まだまだこのような方法は模索段階ですが、人間は同時に複数のことに意識を向けることができないので、単に注意をそらすことで不安感を緩和するというのは理にかなっており、今後さらに研究が進むことが期待されています。

犬は人間の言葉を理解していた!脳スキャンによってわかった衝撃の事実とは!?

The Washington Postより

www.washingtonpost.com

ハンガリーのある研究によると、犬が、人間の話す言葉の意味と、それどころか語気まで理解していることがわかったとのことです。

 

犬が、その他のオオカミなどの生物学的に近い種族に比べて人間の言葉への反応が良く、また、言葉の要素を認知できることはすでにわかっていたことでした。この能力ゆえに、人間の簡単な命令を聞くことができるわけです。

しかし、Science誌に掲載された今回の新たな研究によると、犬が、人間と同じ脳の部位を使い、言語を処理していることがわかったのです。

 

ハンガリー・ブダペストにあるEötvös Loránd大学の研究チームは、ゴールデンレトリバーなどの家庭でよくペットとして飼われる犬13匹を用意し、MRIを使って犬の脳をスキャンしたのです。

これまで、犬と言語の関係を調べる研究は数多くされてきましたが、犬の脳内の仕組みにまで踏み込んだ研究はこれが初の試みでした。

ちなみに、犬は全く拘束されておらず、MRIの装置からは、常に逃げられる状態であったと研究チームは補足しています。

 

その状態で、様々な種類の言葉を、普通のトーンと、犬を褒めるようなトーンで犬にしゃべりかけたのです。

脳の活動状態を観察すると、飼い主が普段よく使っていた言葉に対して、犬は左脳を使って処理をしたことがわかりました。これは、人間が言語を処理する時と同じです。

そして、語気に関しては、右脳の聴覚皮質で分析されていることがわかりました。これも、人間と全く同じなのです。

 

最後に、研究者は犬の脳の"報酬回路"も調べました。この"報酬回路"とは、えさを与えたときなど、うれしいことがあった際に反応する脳のシステムです。

なんと、犬を褒める言葉を明るいトーンで言ったところ、この報酬回路も反応を見せたのです。

これらの実験により、犬が、言葉の内容だけではなく、トーンまで理解していることがわかったのです。

 

この実験は、人間を人間たらしめている"言語"が、それほど人間特有のものではなかった可能性を示唆しています。人間はそれを使うことができるという点でユニークですが、言葉の受信のみに焦点を合わせると、もちろん人間ほどではないものの、理解できる動物がいるのです。

 

科学者達は、犬が言葉を理解する能力について、人間のペットとして飼われるようになった歴史が長いことなどを挙げています。

ジカ熱による小頭症の子供に聴力の低下が起きやすいことが判明

TIMEより

time.com

その実態について、いまだによく知られていないジカ熱ですが、また新たにジカ熱がもたらす症状が発見されました。

 

ブラジルの研究チームの報告によると、ジカ熱に感染した母親から生まれた新生児には、聴力の低下が起きる場合があることがわかったとのことです。

 

ジカ熱によって引き起こされる健康被害については、研究者達もまだまだその全貌を調べている最中ですが、新生児に引き起こす被害については、小頭症などの出生異常が起きることがすでにわかっています。

また、他の研究によると、視力の低下や、脳への深刻なダメージも報告されています。

 

米国CDCによって発表された報告によると、ジカウィルス由来の小頭症の新生児70人のうち、4人に聴力の低下が見られたとのことです。この聴力の低下は、内耳もしくは耳と脳を繋ぐ神経への損傷から引き起こされたとみられています。この損傷は、ジカウィルス以外の要因によって引き起こされたとは考えられないとのことです。

 

研究チームはまた、確証を得られてはいないものの、小頭症ではないがジカ熱に感染している新生児も、聴力の低下がみられる可能性があると発表しています。

最初期のアウストラロピテクス、ルーシーの意外な死因とは?

CNNより


How did the world's most famous fossil die?

 

「ルーシー」は、人類の祖先と言われている、アウストラロピテクスの一個体に付けられた名前です。ルーシーは、最も大きい割合(全身の約40%)の骨が見つかっているという点が特徴です。

 

そんな人類の祖先であるルーシーが、約300万年前、何が原因で死んだのかが判明し、話題となっています。

 

ある新しい研究結果によると、ルーシーは、木から落下して死亡した可能性があることが明らかになったのです。

 

気に登ったのは、外敵から身を守るためか、また、夜にそこに身を隠していた可能性も指摘されています。

研究を行った科学者によると、約12メートルの木から落下した直後は、まだルーシーに意識があったとのこと。骨折の状態から、落下の衝撃を緩和しようとして、腕を伸ばしたこともわかっています。

56km/hで足から落下したルーシーは、複数の骨を折り、内蔵の破裂も起きました。

 

また、同研究によると、ルーシーと同じ種類のアウストラロピテクスは、頻繁に木から落下していた可能性があることも示唆しています。

これは、進化の過程で二足歩行になり、それによって安全かつ効率的に木に登ることが困難になったことが原因のひとつです。

 

ルーシーは、身長が約107cmで、体重は約27.2kg。1974年、エチオピアの浅い小川で発見されました。この発見場所は、彼女の死亡した場所とそう遠くないと言われています。

イエローストーン国立公園 "自撮り旅行者"におよぶ危険

TIMEより

time.com

過去にないほど多数の旅行者が訪れているイエローストーン国立公園(アメリカ)ですが、最近は、"自撮りをする旅行者"が、国立公園のルールを破り、ヘラジカやグリズリー、狼やバイソンなどに近づきすぎるという問題が発生しています。

 

このような問題行動は近年増加傾向にあるとのこと。

2016年7月のみで、なんと11000件が10箇所の主要な国立公園で報告されています。

主要な国立公園当局は、違法なキャンプ、破壊行動、資源の窃盗などに日々対処することを余儀なくされているのです。

中でもイエローストーン国立公園は問題行動の件数が多く、進入禁止区域でのキャンプなどによって旅行者に危険が及ぶだけではなく、資源や野生動物に対する悪影響も懸念されています。

 

アメリカの主要な国立公園10ヶ所には、去年、4400万人が訪れました。これは、10年前のデータと比べると、26%もの増加にあたります。

イエローストーン国立公園は、その中でも特に、危険な肉食動物が多く生息していることを売りにしています。より注意が必要なのです。

しかし、他の国立公園が安全なのかといえば実はそうでもなく、たとえばロッキーマウンテン国立公園では、ヘラジカが特に発情期に凶暴になることが知られており、またヨセミテ国立公園では、滝が有名ですが、その近くで泳ごうとする訪問者が問題になっています。

 

大自然の中でバイソンが入った自撮り写真は、おおくの「いいね!」をもらえるかもしれません。

しかし、野生動物に近づきすぎると、取り返しのつかないことになってしまう危険性があります。