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海外最新ニュース

海外のニュースメディアから最新情報を紹介します。日本のニュースメディアでは取り上げられない内容も多く含んでいます。

マザー・テレサが聖人に "奇跡"を疑問視する声も

キリスト教
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BBCより

www.bbc.com

マザーテレサが、正式に聖人として承認され話題になっています。

 

マザーテレサは、ローマ・カトリック教会の修道女で、インド・カルカッタで貧しい人々への活動をしたことで有名です。

世界中に3000人以上の修道女を持つMissionaries of Charity(神の愛の宣教者会)を1950年に創設したことでも有名で、その他にも、スープキッチン(貧困者のための食料支援)や学校を作るなどの活動を行い、ノーベル平和賞も受賞しています。

 

しかし、マザーテレサは、彼女を批判する人の多さでも有名なのです。

 

彼女を宗教的原理主義者やカルトと呼ぶ人や、また、独裁政権と密接に関わっていたと批判する人などがいます。

カルカッタで実際に行われていた支援が、世界が知るところとはまるで違うひどい支援だったと暴露した同僚もいて話題になりました。

 

また、今回マザーテレサに与えられた聖人ですが、これは、カトリックにおける最高の名誉です。

この聖人という称号が与えられるためには、"奇跡"が必要になります。

これは、多くの場合、医学的に説明がつかないような方法で病気が治ったりするときにそれが奇跡だと認められます。

しかし、この"奇跡"についても、これを疑問視する声が多くあるのです。

 

たとえば、ある女性の腹部の腫瘍が治ったという奇跡について、この女性は、マザーテレサの写真を腹部に置いておいたら病気が治ったと言っていますが、薬も処方されており、単に薬で治っただけだと言う人がいるわけです。

 

しかし結局、科学的証拠と信仰は異なるものという見方が最も賢明だという人が多いのが事実です。

地球誕生の歴史を記した聖書を聖典として持つキリスト教は、科学と長い間衝突を繰り返してきました。今回のマザーテレサの件を見ても、この対立は今後も続いていくといえるでしょう。